いよいよ新年度が始まる。物流・建設業の労働時間規制がはじまります。

経営

皆さん、おはようございます。いよいよ新年度の始まりですね。新入社員の方、色々大変でしょうが希望をもって働いてください。新入学生の皆さん、今年は桜が何とか入学式に咲いていそうですね。ラッキーです。そのラッキーを感じてください。

さて本題ですが、今年は中小企業(とくに物流・建設業)にとってシビアな年になるか?

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物流・建設業の労働時間規制が4/1からスタート。残業時間の上限規制が始まるわけです。ドライバーや建設作業員の働く時間が規制されます。物流配送の今までの常識が変わります。人繰りができなくなり過疎地など物が届かなくなる可能性が出てくると思われます。「明日来る」は遠い昭和平成の名残と化すでしょう。翌日にものを届けたければ特別な料金を支払わなければならなくなることでしょう。人繰りも少子化で難しいです。大阪万博の工事などとても心配です。

2024/10から、社保加入者50人以上の中小企業では、社保加入要件が、ざっくり言うと週30時間→週20時間以上のパートさんに強制加入が必要となります。これは飲食業等、パート・アルバイトをたくさん雇用する業態では人件費コストが一気にあがります。パート・アルバイトから正社員化へシフトしていく方が得策かもしれません。そこにも人手不足が絡んできますので、企業経営は大変です。

残された道は、ハードもソフトもロボット化とAI等の技術を導入したDX化ですかね。中小企業は特にこの分野が遅れています。いまだに人海戦術で乗り切ろうとしています。それでは未来はないです。今こそ、中小企業経営者の発想の転換が必要だと思います。

まあ、そんなこと言っても「すぐに変えられるわけ」もなく、今から4,5年先を予測しながら自社の労働環境や仕事の仕組みを変えていく先見性が求められていると個人的には思います。それを良い意味で妄想して準備していくのが経営者の役割かと。

2024-04-01

アールイープロデュース