経営者の仕事は「仕組み」を作ること

経営

つくづく思います。中小企業の経営者は自分がプレーヤーになって、東奔西走している人が多いです。結果、利益トントンって感じです。従業員も入っては辞めての繰り返しって感じです。これでは毎年歳を取るだけです。

ではどうすればよいか?

そうなんです。伸びている中小企業の社長は「自分が関与しなくてよい仕組み」を構築しています。それが人材投資だったり、IT等への設備投資だったりします。もう一つ大事なことがあります。「標準化」を徹底していることです。

だめな中小企業って、「経理はAさんしかできないので強く言えなくて・・・」「営業はBさんしかやってないので、彼に辞められると困るのです・・・」ってな具合です。わたしはこの状況を「仕事を人に付けている」と言っています。この逆で、仕事を誰でもできるように標準化させて、難しい個所は外注化、標準化した個所は社内のだれでもできるように教育していきます。そうですジョブローテーションを期間を決めて行うのです。こうすることで、「だれでもどんな仕事にも付ける」ことが可能となります。いつ何時、誰が辞めても会社の業務は回せます。スタッフで回せる仕組みが出来上がるわけです。これが生産性を上げるコツでもあります。

当然、経営者が関与しない仕組みが必要なので、ある程度決裁権限も付与していくことが大事です。そうしないとやる気が起きないですよね。そして会社が儲けた分、スタッフにきちんと賞与等で還元してけば良いです。これも一種に仕組みと言って良いかもしれません。

御社も社長が現場に入らずに業務を回す仕組みの構築をぜひ検討してみてください。

2024-04-04

アールイープロデュース