業務には色々なシステムが介在しています。当然、その中には重要なデータが保存(登録)されていくわけで、システムが突然停止した場合、復旧にはデータが無いとできない場合があります。その意味で「バックアップ」という概念がとても重要となります。
弊社は過去にバックアップをきちんと取れていなかったために、基幹システムを1日戻して復旧した経緯があります。たった1日ですが、それでも復旧に半日くらい要しました。
それ以降、1時間ごとにデータベースをバックアアップする仕組みを導入しています。その事故以来データがシステムが機能停止に陥ることは無いのですが、日々「時間単位」にバックアップしています。理想はリアルタイムバックアップですが、これにはちょっとお金がかかってしまいます。
最近のクラウドシステムはクラウド業者がバックアップ機能を持っており、その意味では安心なのですが、それでも自社が誤って大事なデータを削除してしまうってこともあります。
バックアップ=リカバリーです。この視点を持っている経営者の会社は、「リスクテイク」する発想が根付いていると考えて良いです。取引するならこの手のリスクテイクがしっかりした会社とやりたいものですね。
2024-02-21
アールイープロデュース