経営者のリスクの取り方

経営

コロナの緊急事態が終わり、なぜか労働トラブルの問い合わせがとても増えてきています。

これはなんでだろう?

よくわからないですが、給与の問題、処遇の問題、シフトの問題など、結局「お金」に絡む話なんだよね。コロナ禍の時は「みんな我慢しようね」が通用し、従業員は待遇で我慢し、経営者は商売が赤字でも耐え忍ぶという我慢を強いられ、お互いにストレス満載でアフターコロナの時代になったのですが、事業の方はそれほど伸びず四苦八苦している状況で、国とかが賃金上げろ!、インボイスで免税制度廃止、なんて言っているから、経営者も余裕なく、従業員も待遇が良くなるどころか、何も変わらないどころこリストラっぽことをされる危機に陥っているわけです。

経営者は会社を強靭化させるためには、「質の良い人材」を多く抱える必要があります。そのためには、それ相応のリスクを取る覚悟が必要なのですが、それが取れない経営者がとても多くなってきているような気がします。自分だけは「いい人」でいたいのでしょうか?

だから、些細な労務トラブルに対して断行できないでいる。今の状況を先伸ばしすることで事態が改善されるかっていうと、会社と人の問題については深刻化するだけで、改善は経験則からほぼ見込めないです。リスクをどれだけ経営者が抱えられるか!これが経営者の度量にかかってきます。

 

2023-06-28

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