バックオフィスのDX化には膨大なエネルギーがかかる

経営

時代の変化に対応する力

昭和・平成と、成長路線とマスマーケティングで、「個客」に対するニーズ等によるカスタマイズマーケティングの必要性はそれほどなかった。しかし、令和はほぼ「カスタマイズマーケティング」だと思っています。顧客ニーズやベネフィットに寄り添わない限り、会社は成り立たなくなってきています。昭和時代に成功した老舗がどんどん潰れているのが良い事例です。時代(個客のニーズ)について来れなかったからです。

バックオフィスは会社改革の最後の砦

今、DX化という言葉があちらこちらで踊っています。それくらい大事なキーワードなのですが、中小企業ではほぼ動いていません。まだ何とか経営ができているからだと思います。しかし、もう2・3年するとそうも言ってられなくなります。本社機能(ほぼバックオフィス機能)をクラウド化させ、無駄な業務を廃止かアウトソース、小さな本社を実現し、経営者と従業員は「個客のニーズを満させる商品やサービス開発」に専念する体制を構築すべきです。世の中には無駄な仕事、無駄な工程が多すぎます。それがバックオフィス改革です。

そのためには経営者が物凄いエネルギーを出す必要がある

いつも思うことですが、経営者って先を読めない人は成功しませんし、今生き残っていません。今、生き残っているということは、先見性があるということです。売上のことばかりに傾注しないで、もう少し、バックオフィスの業務改革のことに気を回してください。改革が必要な個所が山ほどあるはずです。それには、経営者自身がある程度の業務フローを把握し、経営的に見て「バックオフィスの本来の業務フローの姿」を再設計して、あとはツールの選定を行い、仕事のやり方を変えていくだけです。簡単に書いていますが、それには経営者のDX化に対するポリシート明確なビジョンが必要です。それを実践に移すには膨大なエネルギーが必要になってきます。(だから中小企業経営者は現状維持を選択するのだろうなと思う)しかし、チャレンジする価値があります。といより、今チャレンジしないと必ず後悔します。

2023-02-03

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