組織を活性化させたいなら・・

経営

昔は良く、企業内研修を実施していました。組織を活性化させる取り組みです。私の持論ですが、「どんな立派な座学研修を受けても人は変わらない」ってことです。私が実施する研修は、経営者と幹部社員に集まっていただき、テーマを投げかけ、それを考えて発表するという単純な演習です。

これで何がわかるか?

経営陣は、リーダークラスの考え方や考えの深い浅いがわかります。「この人仕事ができそうな感じなのに、意外に何も考えていない」「この人、いつもおとなしく発言もめったにしないのに、意外に物事を俯瞰的に見ているんだな」等が顕著にわかってきます。この部下の考えていることを経営陣に知らしめることが私が実践する研修の目的です。

もう一つは、経営陣にも同じテーマで演習していただきます。そして、社長や取締役もリーダーの前で自分の考えを発表していただきます。この時に、経営陣の「アホさ加減」がリーダーにわかってしまいます。通常は経営陣は戦略やマーケティングについてよく学び、考えているので、ちゃんとした発表をします。しかし、たまにアホな取締役とかいて、「この人本当に大丈夫か?」って発表する人がいます。その会社の戦略レベルがわかる瞬間です。大事なことは、経営者が考えていることを、言葉でリーダークラスが聞けるってことなのです。

この「考えを発表する実務演習」で中小企業の組織は一体化し、まとまりを取り戻し、同じ方向に向かって進むことができるようになります。ぜひ実践してみてください。これだけなのです。たいそうなお金を払って外部講師を招いても会社は良くなりません。(個人的見解)

 

2023-01-12

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