お金の重み
お金がたくさんあると、人は気が緩み、本来欲しいものではないものを、つい余計に購入したりします。特にあぶく銭の場合は顕著です。私の場合でいうと、レベル低いですが、マイナポイント20,000円をゲットしました。そのお金は「ただでもゲットしたあぶく銭」です。だから、色々なところで、本来欲しいものでもないのについ無駄買いしてしまいます。その20,000円には、自分が汗水たらして稼いでいないので重みがありません。
会社のお金
経営者も同じことが言えます。会社のお金がたくさんあると、つい無駄な投資をしてしまいます。自社の経営資源の状況を鑑みることなく、「世間的によさげな評判」があるものについ投資してしまいます。魂が入っていないので購入したのは良いが、使いこなせていないってことが多々あります。コロナ化でゼロゼロ融資を受けた中小企業は。お金がたくさんある会社があります。このお金はある意味「あぶく銭」です。内部留保して苦労してためたお金ではないので、重みがそれほど感じられないのです。元金返済を上回る事業を育てるための融資なのですが、バカな経営者は、「お金がたくさんある」と喜び、無駄な投資(自分がそれほど興味がない投資)をしてしまいます
経営者の考え方次第で優劣が決まるお金
結局、投資するという意思決定するのは経営者です。しっかりとした戦略や目標が無いと無駄金になります。取締役や従業員に聞いても「社長がそういうのであれば・・」としかいいません。責任取りたくないから。経営者は裸の大様になるともう落ちていくだけです。借入金はあぶく銭です。それを活かすか、殺すか、は経営者の考え方次第と言えます。お金を大事にしない人は将来、お金に見放されることでしょう!
2023-02-09