人間の固定観念を変えることは非常に難しい

経営

人間の固定観念を変えることは非常に難しい

「現業部門以外の人をすべてテレワーク勤務にする」ということが、今私のDX化コンサルのメイン目標です。そうすることで、会社の生産性や業務効率がすこぶる上がることは目に見えています。それを中小企業にご提案しているのですが、これがほとんど「理解されない」「意味が伝わらない」と感じます。

昭和の時代から商売をしてきた人間にとって、テレワークとかリモートワークとか、紙を無くせとか言われても、実際はほとんどできないでいます。経営者自身の固定観念を変えることができないのだと思います。これがとても厄介であり、中小企業の労働生産性が上がらない原因の一つです。

バックオフィス業務を「紙を使わない仕組み」に100%変える。そして、非生産性部門の業務をアウトソースする。これだけで会社の業務効率は向上し、経営的に好転していきます。それには、経営者トップが従業員に対して「仕事のやり方をすべて変えてもらうように説得」することが第一関門です。この説得はそれなりのエネルギーが必要ですので、その時点であきらめてしまう経営者がとても多いと感じます。それなら「現状で良い」と旧態依然のやり方を継続するわけです。

何事も魔法の様に変わることはありません。経営者自身の強い意志とエネルギーが無い限り、中小企業の労働生産性なんて1ミリも向上しません。

2022-11-09

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