中小企業の「スピード感」の意味

経営

中小企業の「スピード感」の意味

中小企業経営にとって、「スピード感」はとても大事です。助成金や補助金などこのスピード感とはほど遠い制度だといえます。役所の都合で募集期間を決め、交付決定まで1カ月、2カ月の時間を要し、さあ投資しようか?って段階になると、もはや中小企業の場合、別のことをやり始めたり、考えたりしていることが多いです。それくらい助成金や補助金制度って、スピード感を重視する経営者には使えない代物です。補助金等は通年で募集し都度決定すれば良いだけの話なのですが、このあたりの改革は一切進まないですね。すべて役所都合でスケジュールが決まります。

話を戻しますが、中小企業の3大特徴は「意思決定の早さ」「臨機応変な対応」「小回り性」です。これを合わせてスピード感と言っても良いですかね。全体視点でちょっと先の将来を見通せている経営者が行って初めて「成功」に導くことができます。よくあるパターンでアホな経営者が、気合と根性だけで「エイヤー!」って決めてあわてて実施した事業は大概失敗します。

中小企業のスピード感は上記3つの要素に加えて「全体視点で未来を予測できる力」が必要だと思います。慎重かつ大胆に予測して意思決定し、瞬時に実行に移す能力がある人しか、この令和の厳しい企業環境下で生き残れないと思います。

2022-09-08

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