現場業務の効率化のポイント

最も手間がかかる作業は、日報等の報告書ではないでしょうか？

現場で作業した内容や成果を日報で毎日会社に報告する仕組みを、「紙の手書き報告書」で行っている企業はまだまだ多いです。これだと、一旦帰社して報告書を書いたり、翌日の朝出社して書いたりしないといけなくなり、どうしても「時間と手間」がかかります。はっきり言って無駄です。

この手の会社は、経営者の「自己満足」の場合が多いですが、スタッフを信用していないケースが多いです。性悪説に立ってスタッフを監視しコントロールしたがります。それでいて、「成果を出せ」と言います。こんな帰社や出社を要求していては生産性も効率化も上がるわけがありせん。

経営者たるもの、スタッフを信頼し、直行直帰を認め、その際の報告をクラウド型のシステムを導入し報告させる仕組みを構築すべきです。今の時代、スマホを使えない社員はいないはず。ならば、スマホのアプリで現場の状況や工事等の成果写真、その日の作業工程などを報告する仕組みを導入すれば良いだけです。これで、出社も帰社も無用となり、込み入った連絡は電話やZOOMでやれば良い。

現場が効率化されるか、否かは、経営者の「従業員の束縛観念」を解き放たない限り無理です。今こそ、スタッフを信頼し、現場業務を効率化させ、企業収益を最大化して行きましょう。必ずできるはずです。

2022-03-04