中小企業経営者の皆様へ
今回のテーマは【裁判所の相談室の隣で・・・】です。
この話は、私が経験した実話です。誠意のない対応すると、パートやアルバイトからも訴えられますよ!
弊社(南本)は売掛金の回収で、誠意の無い顧客に対して訴訟手続きを行うために裁判所に相談に行きました。いわゆる、少額訴訟です。もう訴訟費用はどうでもよく、その誠意のない対応をした企業をこてんぱんに法廷でやっつけてやろう!と意気込んでいました。興奮状態だったと思います。
その相談している私の隣で、ある女性が裁判所に相談していた。
『あの~。残業代を支給してもらっていないので、少額訴訟したいのですが・・』
裁判所の相談員いわく、
『うーーん、明らかに残業代支給されていないですね。証拠もありますし、これで手続き進めましょう!』なんて話をしているの聞きました。
その時私は、恐ろしい未来を予測しました。
こんなに簡単に「訴訟」ができるなんて・・わたしもその簡単な訴訟をしに裁判所に来ていたのですが(笑い)
中小企業企業経営者の方、パート・アルバイト・正社員に関係なく、時間外労働対策は就業規則のルール整備と厳格な勤怠管理の運用をお勧めします。
ルールは「性悪説」で、運用は「性善説」でが私の持論です。
ホント、5000円程度で訴訟が出来ちゃう世の中ですから。
その会社、残業代支払ったのかな?
ではでは
アールイープロデュース