ビジネスの光と影

経営

ビジネスには勝ち組と負け組があります。また、脚光を浴びる分野と悪い影響を受ける分野があります。つまり、光が当たる部分と被害を受ける分野があるということです。建設でもそうです。どこかの町村で高層マンションを完成させたが、富士山の眺望が損なわれるってことで、できたばかりのマンションを取り壊す事態になっています。

コロナ禍が明けて、日本では空前の外国人旅行者が押し寄せているオーバーツーリズムが問題になっているようです。旅館や観光地の商売は潤うが、地元の住民は渋滞やごみのポイ捨て、不法侵入なので頭を悩ましているとのこと。

何事も光と影があります。影の部分があるから「ダメだ!」では、現状を打破し未来に進むことはできない。ある市区町村は不法侵入に対してAIカメラを設置し、四か国語で警告を流すように工夫したという。これなんです。影の部分を光の部分で得た利益や資金で、影の部分へ改善投資して、オーバーツールズムの影の部分を改善していくことで、日本国民も進化することができます。

政治も事業でも、「ダメだ!」「無理だ!」って否定することはアホな人間でもできます。しかし、「どうやれば共存しwin-winになれるのか?」を考えることが大事なことであり、現状を打破して進歩することができるのだと思います。

この文面を下記ながら、私も皆さんも、自社の事業運営のことを少しでも再検討するきっかけになれば幸いです。今儲かっている事業で得た資金をダメな事業に再配分も良いし、ダメな事業の撤退する資金に投資するのも良し。また、新規事業の研究開発費として投資することも良し。未来は我々の発想や考え方次第で何とでも変えることができます。

2024-06-24

アールイープロデュース