弊社もそうですし、クライアントもそうです。従業員が一定(固定)というわけにはいきません。入退社があり、組織を構成するメンバーがどんどん変化していきます。それに合わせて各個人の役割も変化していくはずです。「ゆでガエル」にならないように外部環境を常に注視しながら、内部環境を変えていくことが大事です。
良く陥りがちな話として、経営が安定してくると「現状維持」を選択することです。これはちょっと危険です。現状スタッフで会社を回すことができるので社内体制を変えることなく4,5年継続していくと、社内の平均年齢が高齢化し、発想も硬直化してきます。
そうならないために、常に新人を採用していく必要があります。新人を入れると組織はいったんバタバタします。教育・指導などで現状業務が混乱します。しかし、それを行うことで教える側が知識やスキルの棚卸ができます。また、教える側のポジション(役割)を高レベルなものに移行することができます。
会社も人も「ゆでガエル」状態が最も危険な状態です。まあ、この状態に気づかないのが「ゆでガエル」状態ですかね。だから、外部の経営者や士業等の支援者に定期的に相談してフィードバックをもらうことをお勧めします。経営者が何も気づかなければ、その会社は終わりですからね。
2024-05-22
アールイープロデュース