世の中無駄なようなことが後で活きてくる

経営

私の場合は銀行員時代のシステム部署の実技と経験でしょうかね。当時は「なんで銀行員がシステムなんだ?」って不満たらたらでしたが、今になって、システム的な発想やロジック、データベース構築手法、ガントチャートなど、システム経験者だった私には何も抵抗なく採用できています。反対にシステム経験できていたことに感謝しています。

昨今、「ノーコード」が主流になってきています。ホームページや自社内のシステムをJAVA言語やプログラミング言語で「コードを人間が作成」しなくてもそれなりのツールが作成できる時代になりました。kintoneが最たるものです。弊社はkintoneを2年前に導入し、進捗管理や期日管理などとても重宝しており、何よりも、すべてクラウドの仕組みなので、スタッフのフルリモート勤務を実現しています。「紙を使わない」という目標が達成された瞬間です。

今の若者は成功も失敗も、情報がネットに散乱してるため、何かにチャレンジすることが少なくなった気がします。「どうせやってもみんな失敗しているから」という具合に。しかし、Aさんはやり方がまずくて失敗し、ネットにそのうっぷんを晴らすコメントを投稿していたかもしれません。Bさんがやれば成功したかもしれません。やってみないとわからないことって世の中にはいっぱいあるからです。実際、自分で経験したことは後で必ず活きてきます。反対に、未経験の事はどこまでいっても「ネット上の噂話」ということで自分の経験には絶対なりえないです。

何事もチャレンジする、やってみる、ことが大事です。そこから失敗の経験、成功の経験が生まれます。一度失敗しても、振り返りをしながら再チャレンジすれば今度はうまく行くかもしれません。その時に、1回目の失敗の経験がとても活きてきます。

世の中、不思議なもので、経験は必ず後々、活きてくるものです。

2024-04-22

アールイープロデュース