組織のパフォーマンス

経営

組織は、人を雇用すれば成立します。しかし、パフォーマンスを最大化させるためには「雇用」するだけでは実現できません。料理でいえば、オリジナリティのある味付けをしない限り組織は活性化しません。

中小企業の組織形態で、良く見るパターンは「1トップ」の会社です。創業者のアイデアとエネルギーで突き進み、人手が足りないから人を補充してそれなりの組織形態になった会社。この1トップの会社はある程度までは命令系統がしっかりしているので、それなりに組織は成長していきます。

しかし、ある時点(20人から30人規模)で成長が止まります。ほとんどがそんな感じです。理由は、1トップの組織の弱点である命令系統が崩れること。規模に見合う人材の「質」が整わないことにあります。

組織って、最初はダメダメでも、人を採用し、育てていく風土がある企業は無限大に伸びていくと思っています。育て方も個別に育てていく必要があります。実技が得意な人をマネージャーに抜擢するケースが多いですが、マネジメントって、特性そのもので、誰でもできるものではないのです。その点を経営者はもっと深く理解すべきです。

だから、組織活性化において、その資質がある人材を一本釣りで育てていく必要があります。従業員にその資質が無ければ、外からハンティングし、組織のパフォーマンスを上げていく必要があります。組織のパフォーマンスを最大化することはとても難しく、ナーバスな問題なのです。

 

2023-02-16

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