突っ走るだけではうまく行かない
仕事でもプライベートでも、PDCAは必要と思っています。計画(P)はいわゆる戦略や企画のこと。経営者は色々会社の将来に対して不安を持っています。だから、先の未来を予測して、今の時点でその備えとして方向性や進むべき道を意思決定していきます。
私も12月から1月にかけて、毎回、翌年の施策を検討しますが、結構失敗することが多いです。M&Aコンサルなどはそれに該当します。色々やった結果、「自分がやっていて楽しいか?」と問いかける時間が必要であり、結論、M&Aコンサル事業は、自分の性分・性格には合わずストレスが結構溜まり、面白くなかったという結論に達して、撤退しました。世の中にはやってみないとわからないことがたくさんあるってことです。
仕事は自分の特性に合っているかどうかで決まる
これは私見ですが、仕事って「楽しい」「ワクワクする」「ストレスない」ことが大事かと思います。「そんな綺麗ごと言ってられない」という声が聞こえてきそうですが、生理的に合わない仕事以外は、自分の気持ちや工夫次第でワクワクさせることができます。
立ち止まって考えることは大事
大半の経営者は、PDCAの「P」と「D」はやります。しかし、「C」「A」をやらない。チェック(C)は、いったん自分がやった事業や仕事を検証することです。検証するには、いったん冷静になって振り返り、評価する必要があります。だめだった点、良かった点などです。多くの経営者は振り返りを行わず、次の事業に走り出します。これでは、同じ失敗を何度も繰り返すことになります。
振り返ることのメリットは、「気づきを得る」ことです。結局「○○な仕事は自分には向かない」的なことに気づきます。そこを理解することが、次の失敗を防ぐ経験となり、大事なことなのだと思います。
2023-01-19