高い目標に対して戦略変更していく
これもオリンピックネタですが、
昨日、NHKでスピードスケートの「団体パシュート」
の驚異的な記録を出す戦略を1時間程度、報道していました。
女子のスピードスケートはオランダが絶対王者で、
日本は勝てていません。小平さん、髙木さん、両方共
オランダ選手に負けて、銀でした。
その個人で圧倒的な力をもっているオランダに対して
日本は3人で走行する「団体パシュート」という競技で
勝てる可能性があるという。
それは、日本人の特性である「協力」「匠の技」などが
関係しています。
キーワードは「空気抵抗」と「高速選手交代」だそうです。
ものすごいスピードで走るスピードスケートでは、
空気抵抗がものすごく、3人の先頭選手が交代しながら
走るという競技なのですが、その交代タイミングも高速
で交代する技を身に着けているという。
空気抵抗に至っては、最も空気抵抗を受けないように
一糸乱れない戦隊を組んで「蛇の蛇行」のように滑って
いました。
これはオランダからコーチを招聘し、とても高い目標を
掲げて、それに向けて3年前から戦略を徐々に変更しな
がら、世界記録を出せるまでになったそそうです。
経営に置き換えても、同じことが言えます。
目標が低いと、人間は「現状維持」を選択します。
しかし、手が届きそうな高い目標を設定すると、
今までと同じやり方ではダメで、それこそ、根底から
仕事のやり方や方法を大きく変更しなければなりません。
この刺激をスタッフに与えることが大事だと私は思います。
業務改革はそんな刺激がないと敢行できません。
そんなことをテレビを見ながら感じた次第です。
ビジネスでいくと、今年のキーワードはAIとクラウド化
だと確信します。ほとんどの情報が人工知能系の仕組みに
取って代わっていくことでしょう!
中小企業経営者にとって、労働生産性を上げる絶好の
チャンスです。ピンチじゃなくて、チャンスなんです。
じっくり、自社の「捨てる業務(=アウトソースする)」
と「経営資源を集中させる業務(=儲ける仕事)」を明確
にし、儲かる業務に経営者ともども集中していくことが
肝要です。
2018-02-15
中小企業の組織活性化支援の
アールイープロデュース http://re-p.co.jp
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