組織の強さは社員の役割の達成度で決まる

経営

組織の強さは社員の役割の達成度で決まる

先日、劇団四季を見る機会がありました。
東京(厳密には千葉県浦安市)に出てきて17年になりますが、
初「劇団四季」でした。

「ライオンキング」というロングランを続けているものです。

そこでセリフがある人は10名程度。
残りにの数十名のスタッフは、動物や草木の役でセリフが全くない。
みんな歌は歌っています。

キリンの役、ヒョウの役、草木の役、色々な動物がジャングルの
中での感情表現を完璧な動きで舞台全体を盛り上げています。
小さな舞台なのですが、ものすごく工夫されていて、とても
大きな舞台に見えました。

音響も歌も素晴らしいのですが、舞台上で役者個々人の役割が
あり、その役割をきちんとこなしています。当たり前ですが。

その個々人の役割の完成度が高くなればなるほど、舞台上での
組織として、チームとしての一体感、観客を魅了する訴求力
というものが増していました。その完成度の高さに、観客は
感動するのでしょうね。

経営も同じで、社員一人ひとりの役割をちゃんと与えて、
モチベーションを与え、個々人がその役割に対して腐ることなく、
完璧にこなせば会社はどんどん強くなり、収益力が高まります。

そのために、お客様を感動させる、喜ばせるという
企業理念、コンセプトの設定と浸透が欠かせません。

強い組織をつくるためには、
経営者自身の熱い夢、ビジョンがあって、初めて社員やスタッフが
ついてくるものだと改めて思った次第です。

ちょっと舞台にはまるかもしれません。

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