社員に対する指導は「ヒントを与えるだけ」
昨日、ある経営者と会食させていただきました。
その企業は社員に自主性を持たせ、自分たちが
仕事を組み立てて行動しているので、収益率が
とても高い会社に変貌しています。
その社長いわく「私は社員にヒントを与えるだけ」
とのことでした。私も同感です。
会社って、経営者がと軍隊みたいに統制しても
ダメだし、丸投げで任せきってもダメです。
ちょうど良い、「鵜飼い」のようなマネジメント
が必要なんです。
所詮、人は「感情」で行動します。
自分で考えたアイデアを具現化出来る組織体が
あれば、そこで自由に仕事をさせてもらえるの
が最も幸せで、結果的に、会社の収益は最適化
されるというのが私の考えです。
私の関与先で伸びている企業は、
みんな従業員の自主性を重んじ、仕事を任せ、
責任と権限も与え、失敗したら経営者がケツを拭く
覚悟を持ち、成功したら会社全体で喜びを共有する。
経営者はこの「覚悟」だけ持っているれば良いのです。
中小企業経営者はとかく、社員を信用しない傾向が
強いです。その気持もわからなくもないですが。
しかし、それでは強い会社にはなりません。
社員を信じ、権限委譲していくと、経営ってとても
楽しく、経営者は次のステップを考える時間も得ら
れます。とても楽しく愉快なことだと思います。
2017-07-20
中小企業の組織活性化支援の
アールイープロデュース http://re-p.co.jp
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