悩みが多いということは生きている証

経営

中小企業経営者の皆様

 
今回のテーマは【悩みが多いということは生きている証】です。

 
私も独立したての頃、リーマンショックで会社が大打撃を受けたとき、へこんで、悩みました。
自分の進むべき道がわからないからです。

 
しかし、今振り返ると、その時ほど、必死でチャレンジングに色々なことを試した時期は無いな!と思うんです。

 
つまり、必死で生きている証なんですね。
だから、経営やマネジメントで経営者が悩むのは、前に進んでいる証拠です。

 
しかしここに落とし穴があります。永久ループに入り込む人がいます。悩むことはOKなんですが、悩みを色々な人に相談し、アドバイスを受けて、影響を受けてしまい、永久ループ状態に陥ることなんです。永久ループ状態とは、自分探しのために色々な人から意見を聞くが自分の進むべき道がさらに分からなくなるという状態です。

 
そこから脱却するためには、「自分の道」をいったん決めるということなんです。
「いったん決める」ことに意味があります。成功者からどれだけいい話を聞いても、すぐにその人のようにできるわけもなく、どんどん落ち込んでいきます。それよりも、自分の進むべき道を自分でいったん決めたら、最低1年、愚直に継続して成果を出すことが重要なんです。

 
目標を決めたら、後は細かい作戦がいっぱい思い浮かびます。実行計画です。それを一つひとつ実践していくと、1年後必ず何かの答えが出ているはずです。
悩みを持つことは良いことです。成長につながります。しかし、自分の進むべき道は「自分でしか決められない」ということです。誰も責任を取ってくれません。
逆に、実に面白いことです。自分で決めたことを自由にできるんですから。

 

アールイープロデュース