ぐっと「我慢」するのも経営者の仕事
とにかく創業経営者は「スピード」を優先します。
私も過去はそうでした。
自分で決めたことをすぐ実行に移したくなる。
それでダメなら、すぐ「方向転換」を行う。
社員や部下からは「朝令暮改」って言われるのです。
これは「創業」社長の場合です。
創業社長はビジョンや経営に対する目標が明確にあるので
もともと、事業の停滞や後退を想定していません。
だから、停滞したときにとても焦るのです。
しかし、事業なんて「いきもの」なので、必ず停滞や後退、
もっと言えば「撤退」もあるのです。
そんな時に、部下を信じれる経営者は組織を大きく伸ばす
事ができます。それが出来ずに、自分中心で意思決定等を
行い続けると、もっと停滞期間や後退局面が長くなります。
部下に考える力を養わせ、実行し、成果を出し、
自信を付けさせることも経営者に重要な仕事です。
それには指示や命令したいのをぐっとこらえて「我慢」し、
部下に考えさせて出てきたアイデアを実行させる「度量」
が必要です。それが経営者の「うつわ」ってものです。
最初は稚拙なアイデアでも、何度も何度繰り返していると
創業経営者の視点・発想に近しいものになってきます。
経営者はそのアイデが出やすい「仕組み」を社内に構築
することも大事な仕事です。
組織を活性化させるためには、経営者の我慢が必要なのです。
中小企業の組織活性化支援の
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