組織活性化を実践し、売上利益を向上させたい中小企業経営者の皆様
今回のテーマは【組織活性化7つの仕掛け】考える環境(⑧代替プラン)です。
事業計画やスケジュール管理で最も大事な「考え事」は代替プランの策定です。
代替プランを考えておかないと、いざという時に仕事の進捗や納期が遅れてしまいます。 私がサラリーマンだったとき、もっとも意識しました。 今経営者になっても、事業計画の代替プランの設定やいざという時の協力者への根回しは大事です。
代替プラン、コンティンジェンシープランなど言い方はいろいろありますが、 要は、自分の立てるスケジュールや段取りは、自分に都合の良いように策定しますよね。 そうすると、必ずと言ってよいほど、納期や品質などで色々なトラブルに見舞われます。 代替プランを想定しておかないと、「お客様に多大なる迷惑を与える」「お客様からの信頼度が低下する」等のとんでもない事態に陥ります。
経営者の方は部下に事業計画やスケジュールを作成させた場合、「代替プラン」をきちんと考えているかどうかをチェックしてください。
質問は簡単です。
『このスケジュールで間に合わなかった場合、どのような別の手を打てるのか?』
この質問に対して『大丈夫です。スケジュールは遅れません』などを平気に言ってのける部下はNGです。反対に、代替プランをきちんと具体的に説明できる部下は見込があります。
この代替プランの策定を怠ると、チーム運営が危機に陥るのと同時に、会社の目標達成が危ぶまれる状況になります。
そうならないために、経営者は部下の週の行動や月の行動をきちんとチェックする場を仕組みとして提供しておくことをお勧めします。 簡単に言うと、「スケジュール等の進捗会議の開催」です。 この場で代替プランを説明させるのです。 その答弁をきちんと答えられる社員は信頼できます。
アールイープロデュース