【組織活性化7つの仕掛け】考える環境(⑥段取り)

経営

組織活性化を実践し売上・利益を上げたい中小企業経営者の、皆様へ

今回のテーマは【組織活性化7つの仕掛け】考える環境(⑥段取り)です。

「段取り」は経営者やビジネスマンにとって必須の能力と言えます。

 

段取りとは、
「やるべき仕事をすべて洗い出す」・・・何を

「やるべき事の優先順位が決まっている」・・・何のために

「いつやるかが決まっている」・・・いつ
つまり、「何のために」「何を」「いつやるか」を決定することなのです。

皆さん、出来ていますか?

いわゆる、スケジュール管理が紙面やノートやパソコンやスマホで出来ているか?ちなみに私の場合は、この段取りだけは「手帳」です。電車ですぐポケットから出して確認することができるし、すぐ消して違う日時に段取りを変更することもできます。まあ、媒体は何でも良いです。

段取りに重要なことは、「リスクテイク」です。すべての仕事をパーフェクトに管理できていれば良いのですが、人間、「やっちまった」ということがあります。その際に如何に早くリカバリーが打てるかを日ごろからあらかじめ想定しておくことが肝心です。

あらかじめ想定することの具体例として

 

(1)スケジュールは余裕を持って立てる(リカバリー出来る余裕を持つ)

(2)重要な案件には松竹梅の3レベルでシナリオをあらかじめ考えておく

上手くいくシナリオ、普通のシナリオ、最悪のシナリオの3つ

(3)難しい案件ほど、仲間等に協力体制がすぐ組めるように根回ししておく

 

経営者で、この段取りをできる人は間違いなく、会社がうまく回っています。しかし、段取りが出来ない行き当たりばったりの人の会社は、経営もそのようなものになってしまいます。経営者でもビジネスマンでもそうですが、自身の行動を変えて、段取りが組めるように訓練して行かないと、経営の成功や出世は見込めないと思います。

 

アールイープロデュース