人は根本の性分は変わらない
この土日で和歌山に帰省しました。
右手の指を3,4本、骨折した親父の見舞いに
行くためです。土曜日にちょうど退院となり、
和歌山の田舎の自宅に2ヶ月ぶりに帰れるという
運びになったのですが、入院当初、ものすごく
自分のやったことに反省し、周りに迷惑をかけた
と「泣いて反省していた親父」。
しかし、2ヶ月たち、骨折した指はまだ完全に
回復していないのですが、すっかり元気になり
「昔のわがままな親父」が出てきたのです。
自分は足が悪くて動けないのに、頭と口だけは
達者で、おふくろに「ああだ!こうだ!」と指示
し始めたので、家族全員で「なんやそれ!全く
反省してないやん!」とツッコミを入れられて
いました。
まあ、私もそうですが、生まれ持った性分とい
うか性格は、そう簡単には変わらないし、変えら
れない。
中小企業経営者も、人には生まれ持った性分、
性格、特性というものがあります。それを理解して、
組織マネジメントをやっていかないと、自分の思い
通りに「人を変えよう」としても、それは無理な
話です。
人は自分で気づき、「これではあかん」と悟った
時にやっと変わることができます。経営者は従業員
に対してその「気づき」を与えていくことしか出来
ないのではないかと最近つくづく思います。
2019-07-01
中小企業の組織活性化支援の
アールイープロデュース http://re-p.co.jp
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