助成金に引っ張られないことが大事

経営

助成金に引っ張られないことが大事

生命保険の営業マン等が営業のフックとして「助成金提案」を行っています。その提案内容は、すぐ助成金が貰えるようなことをPRしています。そして、その提案を行っているのは社労士ではなく民間企業です。申請業務を社労士に委託している建付けなのですが、これは悪徳業者を生む構図になっています。そして、これらの企業があとは社労士に丸投げを行い、自分たちは結構な金額の着手金等をぶんどっていきます。最終責任も取りません。

中小企業経営者は、助成金や補助金の申請を自分で苦労して申請した経験が少ないので、「すぐ貰える」と聞くと、そちらに引っ張られていきます。何を言いたいかというと、「助成金を受給するために色々なことを始める」ということです。これでは本末転倒です。

中小企業経営者に言いたいです。もっと、本業をしっかり安定化させて、経営資源(人材とお金)を効率的に使って行きましょう。「助成金が貰えるから人材育成をする」のではなく、「人材育成カリキュラムを構築したから対象となる助成金が無いか探す」のが本筋です。

そうしないと「助成金を受給するための」色々な無駄な工数をたくさん使って、先に出てきたような責任を取らない民間企業の餌食になるだけなのです。

甘い誘いの助成金に引っ張られないようにしてください!

2022-02-24

 
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