中小企業の「減収増益」施策の選択肢は少ない

経営

 

中小企業の「減収増益」施策の選択肢は少ない

大手企業の2021年3月期の決算は、「減収増益」が多いとのこと(By日経新聞)。これは事業のパラダイムシフトを急ピッチで進めた結果だと思います。収益部門への経営資源の再配分、DX化投資、人材の育成、テレワークの推進など、管理部門や営業部門を合理化(合理的に営業活動ができる業務に転換した結果)により、大幅なコスト圧縮に成功し、コロナ禍で減収でも利益幅が増大したという意味です。

R3年の中小企業の成果はいかがでしょうか?業種にもよるでしょうが「減収減益」が多いのではないでしょうか?コロナ禍において、DX化投資はバックオフィスや営業の仕組みを抜本的に変革できているところは大丈夫ですが、そうでない中小企業は今後ボディブローのように固定費の高止まりに悩まされるのではないかと推測します。

人は宝ですが、その人の仕事の「質」を変革していくリーダーシップが、中小企業経営者に求められます。まさしく、DX化人材を中小企業は否応なしに育成していかなければならない時期に来ているということです。

2021-06-21

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