自分のポリシーを持つべし

経営

中小企業経営者の皆さんへ
今回のテーマは【自分のポリシーを持つべし】です。
自分に確固たる信念が無いとき、不安になります。
人は弱いから、色々な人に意見を求めます。
求められた人は、「他人事(ひとごと)」だから、ある意味、適当な回答をします。
その答えに対して、当人は右往左往し、無駄な時間を費やし、結果、何も役に立っていない。
なんてことないですか?
私も昔はそうでした。誘惑に負けやすいので(笑い)
隣の芝生が青々としていて、儲かってそうに見えるんですね。
そんな時って、自分の得意分野がわからず、コンサル仲間や士業の先生に片っ端からお会いして色々聞くのですが、そんなアドバイスって、ホント、失礼なんですが「テキトウ」なんです。だから、自分に役に立つわけがないんです。
ならどうするか?
ひとり経営者でも個人事業主でも、「経営理念」と「ビジョン」と「行動指針」を作成すべきです。
自分の事業を言葉に定義する作業をするのです。
「作業」と書きましたが、これが最も経営者が最初にしなければならないとても重要で大事な仕事です。これを度外視して、商売のやり方や業態など、いくら変えても全くうまくいきません。
この「経営理念」と「ビジョン」と「行動指針」を作成すると、それが自社のポリシーになります。そのポリシーが自分の信念=進むべき道となりますから、色々な外野の意見やアドバイス、新しい仕事の誘いなどの誘惑に負けないようになります。
当然ですよね。自社ポリシーに背く行為は人間はやりたくないからです。
やりたくない仕事を無理にやらないといけない状況もあるかと思いますが、基本、自社ポリシーに反する仕事はやらない方が、結果、後で大きな仕事として返ってくる場合が多いです。
他者が貴社(個人なら貴殿)を専門家として認めてくれた瞬間だと思います。
迷い、悩むことは成長過程では重要ですが、
それよりも、「経営理念」と「ビジョン」と「行動指針」を作成して、自社ポリシーとして体系化して、
進むべき仕事に邁進した方が、人生楽しいと思いますよ!!
ではでは