人の裏をゆく
私はいつもこの言葉を唱えています。
「人のゆく裏に道あり 花の山」
中小企業が大手企業のやり方を真似したり、
競合他社のやり方を真似しても、所詮、
最初だけうまくいきますが、やがて飽きられて
良い時期は長続きしません。
人がやることの「裏」「真下」「逆転」の発想
で自社のビジネスを考えないと、永続する企業
とはなりません。それが自社の「オリジナリティ」
となるのだと思います。
先日、昔お世話になった経営者といつもの場所で
飲みました。その「いつもの場所」とは、居酒屋
なんですが、「メニューが無い」店です。
いつも予約でいっぱいです。
メニューが無いので、大将のおまかせとなるの
ですが、それが「季節の旬」の食材を使ったコース
となるので、何度行っても同じものが出たことが
ないのです。これはびっくりです。感動すらします。
これが居酒屋の「人の裏をゆく」ってことになる
のだと思います。一見客より紹介やリピーターで
店が繁盛し、経営が安定することになります。
「人の裏をゆく」決断をすることは勇気がいります。
しかし、それを辛抱してやり続けると、やがて
光が見えてきます。
要は自分が決めたスタイルをやり続けられるか
どうかが、成功する会社かどうかの分かれ目です。
2019-09-27
中小企業の組織活性化支援の
アールイープロデュース http://re-p.co.jp
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