日経新聞で「中小企業人件費6.7%増」の記事があった。大企業は1.1%増、中堅企業が6.0%増とのこと。中小企業の人件費の増加率が最も高くなっています。働く人にとってはとても良いことですが、経営側は結構しんどいんじゃないかと思います。それでも人がいないと事業継続ができないので、【窮余の賃上げ】って新聞では表現していました。
今後、最低賃金はもっと上がっていく傾向にあります。中小企業が事業継続を維持するためには「人に投資」の概念が必要となります。
人への投資のキーワードは
①多能工化させて少数精鋭化すること(素質ある人材を厳選して確保する)
②業界平均より好待遇にすること(少数精鋭なので低賃金ではなく高賃金にしていく)
③信じて任せる(事業を大きくするためにはワントップでは限界があります。任せられる人材を育てて、思い切って任せていくこと)
人材は量より質だと個人的には思っています。だから、人数規模を誇っている経営者よりも、労働生産性(一人当たりの売上高)を上げる努力している経営者の方が信頼できます。
2024-09-04
アールイープロデュース