8月25日は社労士試験だった

経営

私は銀行員時代、独立したくて仕方なかった。それで28歳ごろから「中小企業診断士」の勉強を始めて7,8年でやっと合格でき、さあ独立開業だ!と思っていたのですが、嫁から猛反対されました。中小企業診断士だけで食っていけるわけがないって。社労士か税理士取れば認めると言われたので、税理士はどうしても5年以上かかるため「社労士」に絞り込んで勉強した経緯があります。当初は「1年で合格できるわ」って豪語していたのですが、結局3年かかってしまいました。H17年ごろの話です。

今の社労士試験は個数問題(例:正しいものの戸数はいくつか)が多数出てくるため、100%正確な知識が無いと合格できない試験となっています。これは他の資格試験でも同じ傾向です。だから、合格された方は自信をもって社労士開業を行ってください。しかし、資格取得で仕事が成り立つ甘い世界ではないです。マーケティングや財務、経営戦略などの理論知識が必要だと思います。私は幸いにして「中小企業診断士」を保有していたのでそれなりにわかっていました。

資格取得がゴールではないはず。しかし、資格取得しても経営(利益を出す)を成立させることができずに、またサラリーマンにも戻る人も多いです。結局、生き残っている人は、経営者の立場で戦略を理解できていて労働法以外の事のアドバイスや支援ができる人です。これだけは肝に銘じておくべきです。

合格に自信のある方は、中小企業診断士の通学講座を受講することをお勧めします。経営戦略や財務戦略、マーケティング戦略など企業で必要な知識は一通り教えてくれます。その知識があるのと、無いのとでは、独立した時に雲泥の差が出ます。マーケティングがわかっていない士業は事業として成立させるのに四苦八苦することになるからです。合格して実務講習を受けるまでまだ時間があります。今、独立に向けてのインプットをしっかりやっておくべきです。

2024-08-27

アールイープロデュース