2024年は色々ありそうですね

経営

1/1 北陸大地震、1/飛行機事故、2024年年初から色々ありすぎて何となく「不安」な気分で事業開始をされている中小企業が多いのではないでしょうか?

経営はしょせん、経営者のメンタル次第だと思っています。強気、弱気な自分が周りの状況で変わってきます。電子帳簿保存法も本格施行されて、改革が迫られています。

日本の中小企業の高コスト体質は、生産性へのチャレンジを20年間やって来なかったツケが回ってきています。それゆえ、賃金を上げることすらできなかったということでしょうね。賃金が先か、売上が先か、の問いに対してほとんどの中小企業経営者は「売上」と答えます。ある意味正しいです。

しかし、2024年、年初から「マサカ」という坂が2件突然起こりました。売上も大事ですが、生産性をもっと重視すべきです。「一人当たりの売上や営業利益」です。この指標を時系列で追い求めていくと必ずバックオフィスや営業や製造の仕組みのダメさ加減に気づき、愕然とするはずです。

弊社の顧問先でとても利益ができている会社はこの「一人当たりの売上高」を常に注視しながら経営をしています。ただ忙しいから人を雇うという経営はしていません。人を多能工化してマルチタスクができる人材を育成しています。そこでどんな仕事でも従業員がこなせる体制を構築しています。だから、少人数で売上を維持できているわけです。結果、少人数の従業員の給与は上がっていきます。経理はA子さん、人事総務はB子さんなんて仕事に人をはめ込むから多能工化しないのです。こことても重要なのですが、こうしても中小企業の経営者は人をはめ込みたがります。それの方が安心できるからでしょうが、それでは組織は活性化しません。

大事なことは、人の仕事を多能工化して、少数精鋭で回せる会社に仕立て上げる。社内の生産性を向上する仕掛けを作らないと沈みゆく船になります。確実に。だからバックオフィスや社内業務をDX化させることがとっても大事なのです。

2024-01-09

アールイープロデュース