ある物流会社の話

経営

人の採用で、スキルや能力、学歴で採用しないという会社が業績を伸ばしているという記事が載っていた。どういう判断で採用するか?「相性」だという。一緒に働きたい人か、そうでないか、で決めるという。採用後仕事ができる人もいるが、中には覚えが悪い人、要領が悪い人もたくさんいるという。

しかし、組織って「できる人ばかりじゃ成り立たない」と言っていました。その人に適合した仕事もいっぱいあると。そして、その人たちは会社(経営者や幹部)との相性が良くて採用しているので、ミスや失敗しても「笑って許せる」という。これがスキルがあってちょっと相性が悪い社員を採用したとすると、失敗した場合「叱責や責任追及」をしてしまうという。そうなると組織がぎくしゃくしてくる。

その代わり、日報のすべてに対して目を通し、その人個人に対してアラートが出れば、フォローに入るという。基本、個人を認め育てる風土を作ったこの経営者はすごいと思います。最初、人任せにせずかなりの労務的なエネルギーを経営者が背負って対処した成果だと思います。私も初心に戻れる良い記事でした。

2023-08-07

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