世の中にはDX化の無縁の会社が無数にありますね

経営

世の中にはDX化の無縁の会社が無数にありますね

 
先日、お問い合わせを頂いた企業に訪問させていただきました。
 
社内のほぼすべてが「紙」で業務が成り立っており、「DX化」という言葉は知っていても何をすればよいのか?皆目見当がつかない雰囲気でした。「クラウド」や「ファイルの電子化」なども未着手で、とても非効率な業務を行っている様子の会社様でした。
 
弊社のコンサルティングポリシーは、「クラウド化」「電子化」「バックオフィス無人化」なので、真逆の企業と言えます。しかし、この手の企業はまだまだ日本にはとても多いのだと推測します。理由は、「それでも業務は回せているから」です。総務担当者は1人で出来るところを3名程度いるとのこと。人件費を払って会社が収益を出せているであれば誰からも文句は出ないので、そのままの昭和スタイルの業務が延々と継続されてきたのでしょう。
 
しかし、人は高齢化していきます。担当者も例外ではなく、気力体力が失せてきます。担当者に業務フローを変えろと言っても、面倒くさい仕事なのでやりたがりません。経営者がトップダウンで「業務をDX化するぞ」と宣言し、先頭になって業務改革を行う必要があります。
 
しかし、当該企業のうように「経営者自身がガラパゴス化」しており、過去の資産(レガシー)を壊す勇気というか気づきが無いので、令和の今でもとても古風(悪く言えば古臭い)な仕事のやり方をしているのだと思います。
 
結局、経営者の自身が世の中の動向や変化についていけるかどうか?に中小企業の命運がかかっていると言っても過言では無いです。潰れていく会社の傾向は、「時代の流れに臨機応変に反応」できなかった企業であることは過去の歴史が物語っています。時代の流れに柳のように対応することこそ、経営者の使命と言えます。
 
2022-01-13
 
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