DX人材が不足しているとな・・・
ネットで検索してみた。
「DX人材とは、企業がDXを実現しようとする過程で、高度なデータ活用やデジタル技術の導入を通じて、社内の組織変革やビジネスの変革を担う専門家、またはエンジニアのこと 」
なんでこんな難しい言い回しするのでしょうかね。この定義を見ただけで中小企業経営者は「うちには関係ないな!」って思い、社内のDX化を諦めてしまいます。「高度なデータ活用」「デジタル技術」「組織変革」「ビジネス変革」なんて難しい言葉不要です。
中小企業のDX化は以下の段取りでやれば良いと私は思います。
(1)紙を通じた仕事を社内から全廃する
(2)そのために、クラウド上で仕事ができるツールや仕組みを徹底的にネットで探す
(3)紙を使わない仕事のやり方に社内を変えていく
(4)非生産性部門の業務はアウトソーシングも視野に入れて検討する。仕組みがクラウドになればアウトソースがとてもしやすくなる
(5)企業の働き方を紙からデータに変え、テレワークを推進し、生産性を高めて収益性が高い企業に変貌させる
(6)クラウドの仕組みに全従業員が慣れてきたころに、単純業務をRPAやAIOCR等のツールを導入し、さらにロボット化を行い会社の収益力を強化する
このプロセスを中小企業経営者が気づき、実践すれば良いのですが、冒頭の「DX人材」の定義等を見てやる気がうせてしまうのです。DX化は誰かが作った言葉です。経営の本質は、人口減少時代に売上を劇的に伸ばすことはもはや困難と言えます。企業を継続していくためには、コスト構造を筋肉質にして収益力を強化することにあります。そのためのDX化なのです。
2021-10-05
中小企業の組織活性化支援
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