DX化のきっかけは、レガシーシステムにまず気づくこと
業歴の長い中小企業で、昔ながらの専用システムで現業を運用しているケースがあります。担当者がいて、その人がいないと運用ができないような古く、使い勝手が悪いシステムです。必ず出社しなければ操作できず、このリモートワーク自在に全くそぐいません。この手のシステムのことを「レガシーシステム」と呼びます。この手の企業は、このクラウド化の時代にも関わらず、業務フローを全く変えずに、ただただ人を投入し現業フローの業務をこなそうとします。
中小企業の場合、情システム担当者や経営企画担当者がいません。経営者しか気づける人材はいないのです。今一度御社の業務の流れを整理し、古い仕組みを洗い出してください。経営者はとかくバックオフィス業務に興味を示さないために、経理や給与計算、勤怠管理、販売管理、在庫管理等に関心がないです。だから、改革が出来ずに人手に頼った経営をしているために、人件費が経営を圧迫しはじめていることに気づきません。
中小企業の場合、ほぼ100%すべての業務をクラウドに移行できます。そうすると、おそらく生産性は従来の2倍、いや3倍になると思います。経営者がそれに気づき、真剣にバックオフィス改革に着手するかどうかです。今着手した中小企業は未来に生き残れる確率が高まると思います。それくらい中小企業にとって厳しい経営環境になってきていると思います。
2021-08-19
中小企業の組織活性化支援
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