強い組織は「穴」が無い
昨日のサッカー(日本対スペイン)を見ていて思いました。スペインは攻めも守りも穴が無い。攻めたかと思うと、さっと自陣に戻り完璧な守備を行い、長い脚でことごとく日本のシュートを邪魔していました。高湿地な日本での開催で地の利があっても、延長戦を含めて2時間、走り回るあのスペインには、どう見ても「勝てない」と思いました。
中小企業も同じことが言えると思います。経営者だけが優秀でもダメで、各ポジションを任せられた社員が、自律的に判断し、権限を責任を背負いながら仕事を進めている組織は強いと言えます。中小企業経営者はそのことに早く気付き、権限移譲を行っていくべきです。
それと、もう一つサッカーから学ぶこと。それは、誰かがミスした時、突破された時など、周りの仲間がすぐにフォローすること。これは昨日のサッカーを見ていて感動しました。誰かのミスの責任をなすり付け合っていては、組織は健全ではないし、大きく成長することもないと思います。
強い組織のキーワードは「権限移譲」「役割と責任」「お互いフォロー」ですかね。中小企業が出来ていないのはこの3つです。反対にできている組織は強く、大きく、なって言っています。それには経営者の「痛みを伴う」「一時的に組織は停滞する」等の覚悟が必要です。強い組織はすべてこの痛みを経て、穴の無い組織に昇華させているので、今が強いのです。
2021-08-04
中小企業の組織活性化支援
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