大きな成果は小さい成果の積み上げた結果
経営をしていると、劇的に経営環境が変わることは無い。神風的なことはあるかもしれませんが、めったに遭遇するものではないです。売り上げをあげるか、コストを下げるか、経営ってこの単純な2つの要素で決まります。利益を出せる経営者が優秀で、赤字を出す経営者は優秀ではないということ。異論はあるでしょうが結論はそうなります。設備投資や人材投資を行い一時的に赤字になる場合はあるでしょうが。
売上が伸ばせないこのコロナ禍の時代、コストをどのように削減していくかを弊社では必死に考えています。それには小さな目標をいくつも立てて、一つ一つ達成していくプロセスを踏んでいます。その一つが「紙の排除」です。紙を伴う作業はどうしても時間とコスト(人件費)がかかります。また、出社するという移動のコストもかかります。社内のすべてのデータをクラウド化した時点で、テレワークが可能となり移動のコストは極限まで縮小させることが可能です。どんどん紙を媒介した業務を削減し、「やり方」を変えていった結果、色々なコストが下がって来ました。
まだコスト削減途上ですが、ちょとした経費削減の成果をいくつも積み重ねていくと、気が付けば大きな成果となってきています。気が焦って「大きな改革」を経営者はやりたがりますが、そんなことをしたら下手をすれば空中分解してしまいます。会社を閉鎖に追い込んでしまいます。そうならないためにゴールを決めて、それに向かって地道な小さな改革を積み上げていくことをお勧めします。
2021-06-04
中小企業の組織活性化支援
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