経営者の役割ってなんだろう！
「会社を永続的に反映させる企業に育て上げること」ですかね。
そのためには、人を雇用し、資金を集め、または、稼ぎだし、商品やサービスを明確にして、顧客に喜ばれることを実践して行かなければならないのが経営者の役割です。
しかし、・・
大抵の経営者は、まず、「資金」でつまづきます。これは、売上が順調にいくという事業計画に則った無防備な資金計画をするから、すぐショートするのです。そんなにうまく事業が回れば、つぶれる会社なんてないですよ。自分だけが「うまく行く」と強く思い込ん（妄想）でしまうんですね。経営者って。
次にダメなのは、「人」の問題。
人に、「わかるよう」に言葉で伝えることが出来ない経営者が多すぎる。だから、全く組織として体をなしていない。単なる器としての会社として存在しているだけ。そんな会社はすぐ潰れます。人と人の絡みというか、コミュニケーションを繰り返し、人に明確な役割を与え、うまく回る仕組みを考え、組織を活性化していく努力を惜しんではいけない。しかし、ホント、これが世の経営者、出来ない。（だから弊社のような会社が存在するのですが・・）
万が一、人の問題や資金の問題が苦手な経営者は、「それが出来る人」を雇うしかない。そこにお金を掛けないとダメなんです。雇用する財務的余裕がない経営者は、外部からブレインを顧問として入れるしかない。それもできないなら、自分が時間を取って勉強し、自分でやるしかない。
自分でなんでもこなす社長は、外から見るとスーパーマンのように見えて、他の社長からはうらやましがられるけど、その人の会社は社員が育たず、自分ひとりの自営企業に成り下がります。それが経営者の求める道ならOKですが、組織って最低でも数名以上いて、役割が分担され、明確になっていて、笑い声ややりがいがあちらこちらからにょきにょきと出ている会社の方が良いよね。