中小企業経営者の皆さんへ
今回のテーマは【物販ビジネスのレンタル化】です。
物販ビジネスのレンタル化、シェア化ですね。若者を中心に普及しています。
我々昭和世代は、まだまだ貧乏でしたので、「物欲」「所有欲」がすごくありました。
私なんぞ、和歌山の銀行員として入行したので、普段銀行員は多忙です。ライバルに差をつける方法は一つ。豪華な車を乗り回すことだったのです。みんな競って高い車を購入(所有)しました。(笑い)
それくらい、所有欲がありました。
しかし、今の若い世代は違います。
意外に賢いというか、合理的とうか、コストなどを考えています。
まあ、日本経済のあのバブルを経験していないのですから、仕方がないですかね。毎週ディスコで踊っていて、ボーナスは新人社員で100万円近く貰っていた良き時代ですから。
そこで、今の時代の話に戻します。
■家・・・賃貸や所有せずに、シェアハウス等で空間をシェアし始めています。
■車・・・レンタカーやカーシェアリングが増えています。
都会で車はほぼ不要。たまのドライブで使う。
企業も営業車を保有するとコストがかかるので、営業車をカーシェアしている。
■服・・・高級ドレスや着物など、最近では普段着まで、レンタルできるサービスが出ている。
■電化製品・・1週間無償レンタルなど
もう一つの流れで、ネット通販化、デリバリーサービス化があげられます。
もう「リアル店舗」を構えて商売する時代ではないのかな?とも思います。
飲食業、小売業、卸売業などは、このトレンドを先読みして自社のビジネスモデルを少しずつ変えて行かなければならない時代です。
この先、何でもかんでも「レンタル」「シェア」「デリバリー」がキーワードになります。
御社の事業を再度見つめなおす良い機会にして下さい。
御社のメイン顧客は誰か?
顧客を明確にして、その顧客が本当に求めているモノって、何なのかを社内で議論する会議があっても良いでしょう!
繰り返しますが、
今の若者は合理的です。ほぼネットで決済します。それに、「欲」があまり強くない。この世代の理解を昭和生まれの今の中小企業経営者が理解した時、新たなビジネスモデルが生まれるような気がします。