組織活性化で売上・有益を拡大した中小企業経営者の皆さんへ
今回のテーマは【組織活性化7つの仕掛け】タテコミ(③チームパフォーマンスの最適化)
縦のコミュニケーションの最終回となります。
縦のコミュニケーションって、組織としては必須のコミュニケーションなので、嫌でもうまくやらないと組織は停滞します。
チームパフォーマンスを最大にすることが、経営者の最終目標だと思います。
やれ「売上上げろ!」「コストを下げろ!」なんて怒鳴ったって会社は良くなりません。
会社を活性化させる秘策は、個々のチームの活性化にあります。
それを今日は解説して行きます。
経営者は会社全体を見ていますが、組織体制的には部門があり、課があり、その配下に「チーム」があるはずです。経営者が最もやらなければならないことは、この「チーム」の活性化です。
どうやるか?
簡単です。
仕組みを作るのです。
昔でいう、「QC活動」みたいなことを全社挙げて実践するのです。
そして、3ヶ月とか、6ヶ月とか、期間を区切って成果を発表させ、良い成果を出したチームを全社員の前で表彰(賞金も与える)するのです。これほど、社員がモチベーションが上がる瞬間は無いです。人間の性はそういうものです。「誰かに認められたい」、「褒めてもらいたい」「他のチームに勝ちたい」など
チームパフォーマンスの最適化を実践させる手順
(1)会社を上げて業務改善プロジェクトを立ち上げる
(2)チームを編成し、リーダーを選出
(3)個々のチームごとに、抱えている課題の洗い出しをする。
(4)チームの目標と課題解決策を発表
(5)実践
(6)3か月後に成果の発表(結構大げさに発表の舞台を設定)
(7)その場で、社長MVPやチーム賞を決定し賞金授与
この過程で、きちんとしたリーダーであれば、チーム内のコミュニケーションを密に取り、改善項目に対して真摯に努力し、良い成果を出すこと間違いないです。
そのチームは昔と全く違う「目標達成集団」になっているはずです。
経営者はこのようなチームを最初は1チーム、徐々に2チーム、3チームと増やしていくことをやらなければならないのです。それが経営者しかできない「仕組みづくり」なのです。
これを毎年継続していると、ちーむパフォーマンスは最適化されることでしょう!