「人のマネジメントが難しい」と言う前に・・
中小企業の経営者にとって、自分ひとりで会社を
回せるのなら、そうしたいとおもている人が多い
のではないだろうか?
経営者自身がスーパーマン的な人が多いからです。
その手の人は、事業を拡大することも得意です。
そうすると、どうしても自分の分身のような役割を
する人が必要となります。それが従業員ということ
になるわけですが、そこに落とし穴があります。
履歴書だけで採用してしまって失敗するのです。
創業社長は自分で売上や技術開発を行うことが
出来るいわば、スーパーマンなんで、「仕事が
できない人」の気持ちがわかりません。
「なんでこんな簡単なことが社員はできないんだ!」
と常に心の底で思っています。
これが、人のマネジメントで「顕在化」すると、
パワハラっぽくなってしまい、社員は辞めていきます。
また新たな人を雇用しても、すぐ辞めていきます。
結果、「人を雇用して組織を作るのが難しい」と嘆く
わけです。
しかし、それは、私から言わせると、
会社にポリシー(経営理念、ビジョン、行動指針
(求める人材像))が無いからに過ぎません。
経営者がどのように会社を運営して、どんな貢献を社会に
行っていくかを、どんな人材に集まってほしいか、等々の
経営者自身の心の声を具現化したポリシーが無いから、
色々な御社にそぐわない人が集まってくるのです。
その手の人は自分のことしか考えていないので、
てんでバラバラなことをやります。
マネジメントどころじゃないのです。
ぜひ、マネジメントに疲れたならば、やることは
御社の経営ポリシー(経営理念、ビジョン、行動指針)
を作成し面談時にそれを踏み絵として守れる人を雇用
してみて下さい。
会社は良い方向に回り始めるはずです。
2019-08-15
中小企業の組織活性化支援の
アールイープロデュース http://re-p.co.jp
お問い合わせ https://www.re-p.co.jp/contact/