ミスの多い社員の育て方

人事労務

中小企業経営者の皆さん

 
今回のテーマは【ミスの多い社員の育て方】です。

 
ミスの多い社員はどの会社にもいるものです。必ずいますよね。
そんな社員をどう育てれば良いか、以下標準的な指導方法を記載します。

 
まず、その人がミスに至った仕事のやり方を、最初からヒアリングして順番に並べる(整理)して行きます。

 
その並べたフローを、出来る人が見たときに一瞬で原因がわかるはずです。

 

よくある原因は、

 

①自分に与えられた仕事の背景がわかっていない。WHY(なぜこの仕事をやる必要があるのか)の部分です。
これは仕事の与える人にも問題があります。全体視点というか仕事を遂行するための目的というか、その部分を伝えずに仕事を渡してはいけません。特に出来ない人は要注意です。

 

②いきなり、ゴールを目指してボールをけり出している人。
サッカーで言うと、ゴールキーパー付近から相手方のゴールに向かってシュートを打つようなものです。

 
これはいわゆるHOW(やり方)が自分で整理できていない。こんな人には、ゴールを細分化させる指示をさせて下さい。ゴールまでにたどり着くために、小さな目標をいくつも細分化して、一つ一つのスケジュールを時系列に整理させます。1ステップごとに、使いこなす自分の武器が変わってくることに気づき、小さな成功体験をどんどん経験できるようになります。

 

この2つが仕事が出来ない人の特性です。
ミスが多い社員に対しては、このポイントで指導してあげて下さい。

 

アールイープロデュース