クライアントから「今年一番の想定外の出来事」の連絡があった。世の中、どこで何が起こるかわからない。今日の幸運や幸せが明日も続くという保障はないと痛感させられた1日でした。だから、経営者も個人も、その日を惰性で生きるのではなく、精いっぱい努力して、チャレンジして生き抜く必要があるのだ改めて認識した次第です。
話は変わりますが、
組織は部下に任せきりでもだめだし、トップダウン過ぎてもうまく構築できません。理想の組織は、従業員の一人や二人が突然抜けても、ほぼ影響なく回せる組織です。そのためにはある程度の権限移譲が必要となります。次がとても大事なのですが、「業務の標準化」とその標準化した業務を複数メンバーがこなせる「多能工化」が必須です。組織は仕事を人で固定せずに定期的な「ジョブローテーション」が必要となります。しかし、中小企業の経営者はジョブローテーションをほぼやらないです。面倒なのか、仕事が回らなくなることが不安なのか。しかし、この一歩を進めないと一人辞めた時点で組織は崩壊に向かいます。
このシンプルの理論(標準化と多能工化とジョブローテーション)を実践できるかどうかが組織を強くしたり、弱めたりします。人って「自分が」「俺が」となりがちですが、一人だけ物凄い従業員がいても組織は強くなりません。それこそアメーバーのような何かが欠けても補完し合える組織が本当に強い組織と言えます。
2024-06-05
アールイープロデュース