ルール作りは性悪説はやはり正しいかも

人事労務経営

ルール作りは性悪説はやはり正しいかも

人間は豹変します。

感情でいくらでも変わります。

今まで「良い人」だったのが、明日、悪いやつに豹変
します。

これらは「ちょっとしたこと」「ささいなこと」で
相手の感情が大きく変化することで引き起こされる
だと思います。

経営者が社員を雇用する場合、この「前提」を踏まえて
あらゆる手を売って置かなければなりません。

それが、ルール作りは「性悪説」というものです。
※実際のマネジメントは「性善説」でお願いします。
あくまでルールは「性悪説」でということです。

言い方はよくないですが、
【社員やパートさなんは悪いことをする】という前提で
就業規則や雇用契約書、誓約書をちゃんと会社で整備し、
退職時も、きちんと退職届を提出させるルールを作って
運用することが大事です。

「あいつは悪いことしない」
「あいつに限って」
なんて甘いことを言っていると、やられてしまいます。

この事例を私は15年間で「たくさん見てきました」
労務的な整備が無防備だと、労基署対策、訴訟対策で
膨大なお金と時間を費やし、本来の経営業務に集中でき
なくなるのが最もダメージが大きいのです。

就業規則は会社にルールブックです。
このルールブックに「性悪説に則ったルール」をたくさん
盛り込んでおくことが、中小企業が労務トラブルから会社
を守るコツです。

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