シナリオは最悪を想定
経営者にとって、Withコロナで最も大事な
ことは、私は「最悪シナリオ」と「勇気ある撤退」
だと思っています。
「頑張ろう」
「もう少しで回復する」
「また昔みたいに景気が戻る」
「来年オリンピックで日本復活だ!」等々は
最悪のシナリオ設定ではありません。
シナリオは大きく、「最高」「普通」「最悪」
の3つがあり、上記は「普通」シナリオです。
今の時点で「最高」シナリオを考えている経営者
はいないと思いますので、それでは会社の未来は
日本政府や助成金・支援金・補助金頼みになります。
今時点で、色々な情報を集めて未来社会を予見し、
「最悪シナリオ」を設定し、それでも会社に利益が
残せるのならGO!です。しかし、毎月赤字垂れ流す
シナリオなら、即「撤退」ではないでしょうか?
私が言う「撤退」は、「いったん敵陣から自陣へ
戻る。時間をかけて再起をはかる」って意味です。
自分がやっていた事業を未来永劫すべて捨て去る
必要は無いです。しかし、家賃や人件費で経営が
立ち行かない場合は、「いったん撤退し、再起の
チャンスを狙う」ことも戦略の一つだと思います。
協力金、補助金、給付金、融資、家賃補助等の
施策は期限があります。最長でも6か月程度。
それを踏まえて、「最悪のシナリオ」で自社の
事業の再構築の可能性を探ってみてください。
偉そうな物言いで失礼しました。
2020-05-22
中小企業の組織活性化支援の
アールイープロデュース http://re-p.co.jp
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