一流の行動ルール(37)『徹底してメモを取る』

経営

 

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一流の行動ルール(37)『徹底してメモを取る

メモを取ること、簡単にできそうですが、実は意外と難しいです。

昔、サラリーマンの時に、上司や先輩から「メモを取れ」と良く言われました。
メモを取らない後輩だったのでしょうね。
メモを取らなかったのでよく失敗しました。
そうならないために、メモを取る意味を後輩や部下にきちんと教えておくことが大事です。
<メモを取る意味>
1.指示命令や依頼事項を忘れないため
2.自分の仕事の段取りの組み替えのため
3.企画や提案書作成の元ネタ

1.はそのとうり、備忘録がわりです。

だから、メモも取らない人はビジネスマンとしての資格がないということ。よほどの天才以外は。

2.の意味は、良くあるパターとして、「メモだけしてその内容を忘れる人」がいるということです。これはメモをしているフリをしているのと同じで、メモの意味がありません。

仕事は常に優先順位が入れ替わります。
新しい仕事が加わった場合は、自分の仕事のTODOLISTに追加し、
優先順位を組み替えてもれなく仕事を実践することです。

3.の意味は、人間は見たものや聞いたものをすぐ忘れてしまいます。 だからメモします。そのメモしたアイデアやキーワードを新商品やサービスの企画をする際の良い材料になる場合があります。 私の場合、図や絵でノートにメモ書きします。場合によっては体系図などにその場でサッとメモ書きします。

これにはちょっと訓練が必要ですが、慣れれば誰でも出来ます。
どうですかね。
メモを取ることは、忘れないためなのですが、
本来はそうではなく、自分の仕事をいかに効率的に生産性や創造性を上げることが出来るか!のために行うべきなんですね。
だからメモしたノートや紙は、毎日読み直す必要があります。
そうしないとメモの意味がないからです。
メモしたときに感じた感情等も思い出しながら、
次のビジネスや自分の仕事のステップアップに活用するのです。
アールイープロデュース