組織は一人でも不安を抱えていると活性化しない

経営

 

組織活性化を実践して売上・利益を拡大したい社長さんへ

今回のテーマは【組織は一人でも不安を抱えていると活性化しない】です。

これは組織は連帯感、一体感が必要であり、

1人でも仕事に不安を持っていると、そこからほころび始め、組織は活性化せずに
停滞します。
経営者はその組織の一人ひとりの不安を取り除くような対策を講じないと活性化しません。
ここで手を抜くと、とんでもないことになっていきますので、要注意。
その社員一人ひとりの不安を取り除くためには、経営者からその不安を取り除くために
歩み寄りが必要となります。
社員はそれこそ、経営者から思えば「どうでも良い事」で悩み苦しんでいます。
本当にどうでも良いことで。しかし、社員からすれば「判断」「決断」が出来ない
のです。その基準をきちん伝えていないから、わからないのです。
例えば、
『言われた提出資料、サイズはどうしよう?』
『ちょっとコストかかりすぎかな?』
『前例通りにやっているが、ちょっと時間がかかりすぎて納期が間に合わない』
『ちょっと周りに助けてほしいけど、私が一番若輩だから言いにくい』等々
これって、経営者や上長が日々部下と声掛け等のコミュニケーションを取っていれば
すぐ解決できる話です。
それと、以前ブログに書いた「Why(なぜ)」を部下にきちんと説明していないから、
自分で判断できないことが多くなってしまうのです。
「Why(なぜ)」を部下や社員に説明しておくと、ほんと、不思議です。仕事での
不安がそれほどなくなるのです。全体像というかゴールというか、仕事の意味が
分ているので、ある程度自分で判断し、上長や経営者に報告することができるよう
になるからです。
経営者の仕事は、雇用した部下や社員が、人生のほとんどを費やす職場で、自律的に
活き活きと楽しげに仕事をしてもらえるような労働環境を作っていくことではない
でしょうか!
経営者が毎日愚直にその労働環境を改善して行けば、不安を抱える社員がいなくなり
組織は活性化すること間違い無ですね。
とにかく、1日3回の声掛けコミュニケーションを実践して見て下さい。
フレーズは『どう?調子は?』で良いのです。
一瞬間が空いて、『え・・まあ・・はあ・・』的な答えだったら、または、
相手の顔色が曇ったら、要注意です。何らかの悩みを抱えています。
反対に、『はい!大丈夫です』と笑顔で即答したら大丈夫です。
組織を成長させていくことは、努力と継続性が必要です。