人の成長は他流試合が必要

経営

組織活性化を実践して売上・利益を拡大させたい経営者に皆様

今回のテーマは【人の成長は他流試合が必要】です。

要するに、緊張感と、刺激と、見栄っ張り、等が人を成長させるということです。

社員も人ですから、外部の人間とミーティングなり、提案なり、協働ワークなり
を行うと、良い恰好をしたい、良く見られたい、出来る人と思われたい、など
他人から見られていると、色々な感情を持つようになります。
そのことが、その本人を成長させるのだと思います。
自社では誰かがやっていてくれた作業が、外部と協働なんてすると、
自分から率先して仕事をやるようになります。
そうすると、その仕事や業務の「意味」を考えるようになります。
たとえば、朝の掃除を漫然とダラダラやっている会社に行ったとします。
それをちょっとお手伝いすると、とても良いことをしているのですが、
全く理にかなっていないことをしていたり、無駄な掃除をしていたりする
場合が有ります。時間を費やして「掃除」をするだけなら意味がないのです。
その意味を他流試合を行うことで、「これは良い」と気付きを得る場合があります。
上記のように、その逆もあります。「こりゃダメだ」と。
人は元来、色々な仕事を経験し、出来るビジネスマンになりたいのだと思います。
しかし、怠け者が多いので、楽な方に、楽な方に、自分の身を置いてしまいます。
経営者はそのぬるま湯から脱却させていかないと、いつまで経っても、コスト高の
財務体質で売上・利益を高めて行くことは望めないと思います。
他流試合は色々なやり方がありますが、
(1)他の企業と共同プロジェクトを立ち上げて自社社員を送り込む
(2)他の企業のアウトソースを出張ベース(派遣)で業務を請け負う。
(3)自社の社員を他企業へ出向させる
皆さんも組織を強くするために、他流試合を検討して見ては。