【組織活性化7つの仕掛け】ヨココミ(②情報共有)

経営

組織活性化の実践で売上・収益を拡大したい中小企業経営者の皆様

 

今回のテーマは【組織活性化7つの仕掛け】ヨココミ(②情報共有)です。

 

縦のコミュニケーションは、自分のチームのことだけ考えていればよかったのですが、横のコミュニケーションは会社全体の視点で考えないとうまくいきません。それくらいマネジメントレベルの高い人がリーダーにならないと、会社は大きくならない可能性があります。

 

部門間の役割が明確になったので、次は情報共有する仕組みを構築して行きましょう!
部門間の情報共有する仕組みは「言うは易し行うは難し」です。
色々な部門の利害があるので、スムーズに行かない。

 

部門間の情報共有はトップダウンで指示するのが良いと思います。

 

情報共有の「目的」を経営者がしっかりと部門長やチームリーダーに説明し、納得させて下さい。そうしないとやらされ仕事となり、無駄な時間を費やし、成果は失敗に終わることでしょう!

 

情報共有も最大の目的は、「強い組織」を作ることです。
経営戦略の一つだと私は考えます。

 

強い組織ってどんな組織でしょうか?

 

(1)お客様を100%満足させるチームや集団

 

(2)チームの情報連携が完璧で、お客様の情報を中心に関与する社員等がすべて共有しているチームや集団

 

(3)無駄な動きが全くなく、一致団結した動きが取れる高収益を目指すチームや集団

 

まあ、色々定義があるでしょうが、私が思うには、部門がいっぱい分かれているにせよ、お客様にとっては「そっちの都合でしょう!」ということです。お客様から見た場合、「すべて社員やパートさんが自分のこ とを理解して情報を共有してくれている」という安心感が信頼感を勝ち取る第一ステップだと思います。

 

 

 

そんな組織やチームが「強い組織」と言えます。
リッツカールトンのように、人が変わっても「お客様のこと」を全員が共有し、高いサービスと価値を提供している会社などは、強い組織の典型的な企業でしょうね。

 

それには、ある程度の情報システムに精通した人材加、外部ブレインが必須となります。
昔はNotesなど高価な情報共有の仕掛けがありましたが、今だったら安価というより無料で結構良い機能が備わったSNS的なシステムがいっぱいあります。セキュリティのことは重々念頭に置きながら、それらを上手く活用して、情報共有を行う仕組みを構築して行けばよいと思います。

 

部門感の情報共有の目的が「強い組織」を作る事なのだと、社内に発表し、システム投資を行い、情報共有する仕組みを構築してくことが、組織活性化の階段を上ることに繋がります。