自分のことが一番わかっていない

経営

中小企業経営者の皆さんへ
今回のテーマは【自分のことが一番わかっていない】です。
ある経営者が言っていました。
『人のことはよくわかるんだが、自分のこととなるとわからない』
皆さんも同じ経験や他人から同じようなことを聞いたことないですか?
これって、何なんでしょうね。
つい最近、私も社員から「自分が思ってもいなかった痛い箇所」をつかれました。
全くもって自分のクセというか性格という振る舞いがわかっていなかった!
言われてハッと気づくことがあります。
やはり、経営者でもビジネスマンでも、誰か他者からのフィードバックを受けるコンサルティングというかコーチングというか、メンターというか、誰かからちょっと厳しめの「フィードバック」を受けられる環境を作っていく必要があるような気がします。
人間、危機感が乏しくなると、漫然と生活するようなり、誰からも注意や指摘されないと、そのままのペースで昔ながらの行動を繰り返します。
これでは変化も、進歩もありません。
他人のことが良くわかるのは、その他人の行動や言動や振る舞いが「見える」からなのでしょうね。その言動や行動が自分の価値観と照らし合わせて、「違う」「同じ」と判断して行くから、全体視点で客観的に他者へアドバイス等ができるんだろうと思います。
こと、自分のことになると、自分の行動や言動は自分の価値観そのものから来ているので、判断する基準が自分の中でないので、他人から見た尺度(判断基準)でアドバイスが必要となるのでしょうね。
アドバイスをいっぱい受け入れて、最終意思決定するのは「自分」なんですが、他者からのアドバイスを100%鵜呑みにするとこれがまた危険で、自分の力量や能力を考えて、良い部分を取り入れて少しずつ自分自身をパワーアップして行けると良いのだろうなと思います。
「自分のことが最もわかっていない」という前提で日々行動していると、色々な人が気づきを与えてくれるようになると思います。
出会う人にこう問いかけて下さい。
『私の強みってなんだと思いますか?反対に、ダメな点、ご教授下さい!』
すると色々話してくれると思いますよ。
私もその一人ですので、皆さんと一緒に気づいていきます。
どんどんご指摘フィードバックをお願いします。
ではでは